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ノーマン=ロックウエルの描いたレッドソックス 「The Rookie」(1957)
ノーマン=ロックウエルは1953年からマサチューセッツ州の住人なので、野球チームを題材にした絵を描くとしたらやっぱりレッドソックス以外にはありません。残念ながら絵の上の部分が切れてしまっているのでこの画面上では見れませんが、選手のロッカールームの上には窓があります。窓の外にはやしの木が何本も立っているのが見えるので、ここはボストンではなくスプリングキャンプの1コマだというのが解ります。
絵に登場するのは本物のレッドソックスの選手たちです。左側下はサミー=ホワイト、ベンチに座っているのはフランク=サリバンとジャッキー=ジェンソン、ルーキーの後ろで笑っているのはビリー=グッドマンです。皆が新しくやって来たルーキーを見ていますが、ロッカーの所に片手を置いている選手はどうも違うところを見ているようです。ルーキーを見ていない選手はあのテッド=ウイリアムです。もう何度も同じようなシーンを見ているので、今さら珍しくもないという態度なのでしょう。そしてスプリングキャンプに登場したルーキーは、地元で人気のシャーマン=サフォードです。
この絵のためにレッドソックスの選手はノーマン=ロックウエルのアトリエに行って、ポーズをとってくれるという協力ぶりでした。しかし、テッド=ウイリアムスだけはアトリエに行くことができませんでした。仕方がないので、ロックウエルは彼のバブルガムカード・コレクションの中のテッドの写真をを見て彼の顔を描きました。そのため、彼の顔は横顔しか描かれていないのです。
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