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ボストンからちょっとドライブ
このページではボストンから1〜2時間くらいで気軽にドライブできるニューハンプシャー州、ロードアイランド州にある場所を案内していきます。天気のいい週末にちょっとどこかへ遊びに行きたいという人におススメ。ボストンを初めニューイングランド地方では夏はとっても短く、メモリアルデイからレイバーデイまでの3ケ月しかありません。短い夏を思いきり楽しむためにも是非参考にしてください。基本的にここで紹介するほとんどの場所は車がないと行けないと思います。また場所によっては春〜秋のシーズンのみしかオープンしていませんので、必ず確認してください。まだこれから紹介する場所は増えていく予定です。
キャノビーレイクパーク行き方:93号線を北に行き、ニューハンプシャー州出口2番で降りたらサインに従って行きます。詳しくはhttp://www.canobie.com/へどうぞ。
ニューイングランド地方では貴重な遊園地。気候の関係で冬期はオープンできないこともあり、北国には本格的な遊園地の数が少ないのが遊園地好きな私にはとっても寂しいです。わざわざオーランドまで行くのも大変だし。そんな人は是非ここへ。シックスフラッグスもあるけど、ボストンからだとちょっと遠いかな。おまけに人気のライドに乗るには長〜〜い列に並ばないといけないし。ディズニーやワーナーブラザーズのような人気キャラクターはいないけど、ボストンからわずか1時間でこれだけの遊園地が楽しめればポッキーは満足です。
もともとノースイースト・ストリート・レイルウエイ・カンパニーの会社のレジャー施設として開発された公園で、1902年に一般にオープンしました。最初はキャノビーレイクの自然を活かしたフラワーガーデン、遊歩道などが中心でしたが、次第にアトラクションが増えて本格的な遊園地へと変わって行きました。現在は4つのジェットコースターを含めて、45以上のライドがあります。多分1日では全部のライドに乗ることは不可能に近いと思うので、1度だけでなく何度も来たくなってしまいます。今年でちょうど100年目を迎える歴史のある遊園地では、大人も子供も楽しめること間違いなしです。ただしライドによっては左のようなサインがあって、身長が48インチ以下の子供は乗れないので、注意してください。

ここでの人気ライドは「Boston Tea Party」(左上の写真)何のことはない、ただ濡れるために乗るって感じのライド。スロープを上り、あとは一気に水の中へバッシャ〜〜ン!ただこれだけのシンプルライド。どこに乗っていても、とにかくズブ濡れ間違いなし。ライドが水の中に落ちるときの水しぶきを浴びたくて、ここにずっと立っている子供たち(もちろん、大人も)がいっぱい。夏の暑〜い時に是非乗ってみたいライド。思いきりビショビショになってみるのも、たまには気持ちがいいものです。濡れるのがイヤな人には乗り場横の売店でレインコートも売っています。本格的なジェットコースターなら右側のコークスクリュー。スピードが速いのでアッという間に終わってしまうのが残念ですけど。待っている時間は長いのに〜 昔なつかしい木製のジェットコースター・ヤンキーキャノンボールもおススメです。ライドに飽きたら、ゲームに挑戦(右上の写真)。勝てばぬいぐるみなどの景品がもらえます。自然が恋しい人はキャノビーレイクで遊覧船に乗ることもできます。さらにキャノビーレイクでは独立記念日、レイバーデイまでの毎週土曜日には花火も行われます。それほど時間は長くないし定番の花火ばかりだけど、あんまり混んでないし目の前で見ることができるのでなかなかです。花火を楽しむならば、夕方5時からの割り引き料金を利用するというのもいいかもしれません。
アメリカンストーンヘンジ行き方:93号線を北に行き、ニューハンプシャー州出口3番で降り、111号線を東へ。約4.5マイルほど行くとブルーで書かれた「アメリカンストーンヘンジ」のサイン(左側のモービルのガソリンスタンドが目印)があります。サインがあまり大きくないので見のがさないように。このサインを右に曲がり、そこから先はサインに従ってください。詳しくはhttp://www.stonehengeusa.com/へどうぞ。
ストーンヘンジと言えばイギリス南西部・ソールズベリにある巨石群が有名ですが、ニューハンプシャー州にもナゾの石でできた遺跡があります。このサイトに関する古い記述は1907年に発行された「History of Salem」に見ることができますが、実際に詳しい調査が行われたのは1937年になってからのことです。一般の人々にはあまり知られておらず地元の人々がピクニックを楽しんだりしていましたが、1958年になって遺跡として一般に初めて公開されることとなりました。最初はミステリー・ヒル・ケイブスと呼ばれていましたが、1982年に現在の名前:アメリカズ・ストーンヘンジと名前を変えました。
迷路のような通路、長く積み上げられた壁、巨大な岩。先住民族であるアメリカインディアンが作ったのか、それともヨーロッパから渡ってきた人々によるものなのか。誰が何の目的でこれらの遺跡を作ったのか詳しい事は分かっていませんが、この遺跡は4000年以上も前のものであるのは間違いありません。18〜19世紀には南部から逃げてきた奴隷をカナダに逃がすための組織:アンダーグラウンド・レイルロードの隠れ家としても使われていたことがあるようです。ここから発掘される手かせ、足かせなどからその事実が分ります。また1970年の調査によって、この遺跡は天文学的にも重要な意味を持っていたことが解明されました。夏至・冬至・春分・秋分のそれぞれの日の出、日の入りの方向にその位置を示す目印の岩が置かれているのです。
先ずは入り口のビジターセンターで約10分ほどの解説のビデオを見て、それから遺跡へ。遺跡のメインサイトまではすぐですが、広大な敷地(何と110エーカーも広さがあるらしい)の中には天文学的に意味を持ったサイトを見学できるアストロノミカル・トレイルが整備されています。遺跡を見るだけでなく、大自然を満喫しつつの〜んびりとしたい人にもおススメの場所です。お弁当を持ってきて、ピクニックをしてもいいかもしれません。 ジマーマン・ハウス行き方:93号線を北に行き、ニューハンプシャー州出口8番で降り、ブリッジ通りからアッシュ通りへ。「The Currier Gallery of Art」の看板を探してください。詳しくはwww.currier.orgへどうぞ。
旧帝国ホテルやニューヨークのグッゲンハイム美術館などをデザインした建築家として知られる、フランク=ロイド=ライト(1867〜1959年)によってデザインされた家:ジマーマンハウスがニューハンプシャー州マンチェスターにあります。ジマーマン・ハウスはイサドアとルシール=ジマーマン夫妻のために1950年にライトが設計したものです。彼等はこの家で36年もの間生活をしました。ライトの設計によって建てられた個人の家の中で、ニューイングランド地方でただ1つだけ一般に公開されているので、彼の建築に興味がある人にとっては見逃せない場所と言えます。このジマーマン・ハウスを見学するには、現在家を管理しているCurrierギャラリー・オブ・アートが行う見学ツアーに参加しなくてはいけません。美術館よりジマーマン・ハウスまではガイドと一緒に専用バスで移動します。参加人数が限られているので、事前の予約をお勧めします。詳しくは美術館のサイトを参照してください。
ライトは91年の生涯の中で何と800以上もの設計を行っています。彼の建築は豪華というイメージがあるかもしれませんが、実際は機能的で住む人の様々な希望に対応できるように工夫されていて、費用も安価であるという特徴があります。誰でも豊かな生活を楽しむ権利があるというコンセプトによって、彼がデザインしたこれらの住宅はユーソニアン・スタイル住宅と呼ばれます。ジマーマンハウスも例外ではなく、自然と建物の共存をテーマに置いてデザインされています。家の内部と庭が一体化するように工夫がされていて、広いリビングルームには大きい窓が取り付けられています。デザインは全体的にシンプルですが、優雅な雰囲気をあちこちに残しています。ライトは家だけでなく、庭、家具、さらには右の写真の郵便箱まですべてのデザインを行っています。
カンタベリー・シェイカー村行き方:93号線を北に行き、ニューハンプシャー州出口18番で降り、そこから先はサインに従って行きます。出口を降りてからもローカルな道路をけっこう走りますが、迷うことはありません。詳しくはhttp://www.shakers.org/へどうぞ。
ニューイングランドのシェーカー村と言えば、ハンコック・シェーカー村が有名かもしれませんが、コンコードからさらに北に20分ほど行ったカンタベリーにもあります。シェーカーとは宗教的な集団の1つで、クエーカーの分派です。シェーカーの歴史は18世紀のイギリス・マンチェスターで、クエーカ教徒を初めとする多くの人々が新しい宗教的な集団を構成したことに始まります。
1774年、アン=リーと8人の仲間は自分たちの新しいコミュニティを作ろうとアメリカにやってきました。ニューヨーク州Watervlietに新しいコミュニティーを作った彼らは自分たちのことを「キリストの再来を信じる集団」と名乗りました。一般的にはシェーキングクェーカーズ、もしくはシェーカーズと呼ばれていました。シェイカーとは、礼拝の時に神がかりになったようにはげしく揺れたりする様子(揺れる:シェイク)が語源と言われています。彼らはアンの教えに従って、あちこちにコミュニティーを作りました。成功していた時期にはカンタベリー村を含め、メーン州からケンタッキー州まで全部で19ものシェーカーコミュニティが存在していて、これらのコニュニティーはアメリカのユートピアとまで呼ばれていました。
カンタベリー・シェイカー村は1780年代に創立されました。1850年代のピークの時期には4000エーカーもの土地に100の建物があり、300人もの人々が生活をしていました。しかし19世紀の後半から次第に教徒の数が減少し、1988年、90年、92年とカンタベリー村に最後に残っていた女性たちも亡くなり、シェーカー教徒たちは姿を消すこととなりました。現在は彼らの生活を伝える博物館として、一般に公開されています。694エーカーの広い敷地には24のオリジナルの建物を見ることができます。
時間に余裕があるのなら、約90分間のガイド付きツアーに参加することをおススメします。一般にはオープンしていない建物に入ることができるだけでなく、シェイカーの人々の生活について興味深い話を聞くことができます。彼らの村は大きく4つのセクション:礼拝場・作業場・農園・生活の場:に分かれています。
作業場 宗教のコミュニティというと現代文明を拒否するというイメージがあるかもしれませんが、シェーカーの人々はそんなことはなく、逆に当時としては進んだ技術を持っていました。角度が変わる椅子や回転するオーブンなど、彼らが発明した物も多く、近代的な洗濯機やミシンなどには驚かされます。そうそう、彼らが作るシンプルだけど、機能的で丈夫なシェーカーズ家具も有名です。
生活の場 男女は完全に分かれて生活をしていました。Dwelling Houseと呼ばれる宿舎は男女の入り口は別々になっていて、内部のすべてが男女用に左右対象に作られています。男性はブラザー、女性はシスターと呼ばれ、すべての生活は男女別々に営まれていました。そのため孤児などを養子としてひきとったのです。敷地の中には子供たちが勉強するための学校もあり、子供たちは21才になるとそのまま村で生活するのか、出ていくのかを選択することができました。
1時は繁栄を見せたシェーカーズコミュニティですが、現存するシェイカー村はメーン州Sabbathday Lakeただ1つとなってしまいました。
エスコバス・ハイランド・ファーム行き方:93号線サウスから24号線を経て、114号線に乗ってロードアイランド州に入ります。ポーツマスの街に入ったら、Hedly St.からMeddoe Rodへ。ボストンから約1時間15分ほど。フォールリバーやニューポートなど、ボストンから南方面へ行く時にどうぞ。8月中旬から10月中旬。詳しくはhttp://www.escobarshighlandfarm.com/へどうぞ。
 テレビで宣伝していることもあって迷路といえばデービス・メガメイズが有名ですが、ロードアイランドにも同じようなとうもろこしの迷路があります。ここは今年でまだ4年目ということもあって、まだそれほど有名ではないようです。そのため訪れる人の数もそれほど多くなく、自分たちだけで集中して迷路を楽しみたい人にはおすすめ。デイビス・メガメイズとは異なり、迷ってもとにかく自力で出口までの道を見つけないといけない雰囲気なので心細く感じることもありますが、この商業化されていないところがかえっていい感じ。8エーカーの広さに作られた迷路は約2マイルの長さ。迷路のデザインは毎年変わり、200年は牛、2001年はにわとり、2002年はブタ。迷路は第1部と第2部に分かれていて、さらに難しいコースにチャレンジしたい人は是非第2部にも挑戦してみてください。迷路に入る時は必ず水を忘れずに。
ウォーターファイヤー行き方:95号線サウスでロードアイランド州に入り、出口22番で降りるとプロビデンスのダウンタウンに到着します。ウォーターファイヤーが行われるのは5月から10月の限られた日にちのみ。スケジュールも含め、詳しくはhttp://www.waterfire.comへどうぞ。
ロードアイランド州プロビデンスのウォーターファイヤーは、プロビデンスのダウンタウンを流れるプロビデンス川沿いに100以上のたいまつが飾られるイベントです。約2/3マイルもの長さに渡って、川沿いに並べられたたいまつに火がつけられる光景は幻想的で、美しいです。なかなか写真に撮るのが難しくて、こんな写真しか載せられないのがちょっと残念。
このウォーターファイヤーは、1994年にファーストナイト10周年を記念してアーティストのバーナビー=エバンスによって初めて行われました。1996年6月には、国際彫刻フェスティバルが開催された際に2度めのウォーターファイヤーが行われ、多くの観客が集まりました。ウォーターファイヤーの素晴らしさに気がついた人々は、多くの人々に寄付、協力を呼びかけ、ウォーターファイヤーを行う非営利団体を設立しました。1994年にわずか11個しかなかったたいまつも、2001年には100個を越えるような大掛かりなものになり、春から秋にかけて25回以上も開催されるようになりました。ウォーターファイヤーが行われる川沿いは、ウォータープレースパークという公園とリバーウォークという遊歩道になっているのでどこからでも見学することができますが、ボートやゴンドラも運行されています。ボートやゴンドラはウォーターファイヤーが開催されていない時でも運行していますが、ウォーターファイヤーの時は大変込み合うので、予約は早めに。詳しくはhttp://www.gondolari.comへどうぞ。
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